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2016年8月

中一の彼に、僕が伝えたかったこと

久しぶりにブログを書こうと思った。

普段はFacebookで近況報告してるけど、
ブログは何かをしっかり伝えたい時だけ書く。
僕の地元の中学生が自殺した。
中1の男の子。
地元と言っても近所じゃないし、きっと会ったことがない子だと思う。
でもね、このニュースを聞いた時、心のどこかが破けた。
「間に合わなかった・・・」って思った。
僕はいろんな学校に行く。
部活コーチングだったり、講演だったり、夢の授業だったり。
特に中学校からの依頼が多い。
きっと、中学校って、一番多くの問題を抱えているからかな。
思春期の子供たちは、幼虫から成虫に変わる時期だから
いろんな変化に翻弄されて、悩み苦しんでいる。
親も先生も、全力で彼らの成長をサポートしている。
それでも思春期の闇を完全に抑えることはできない。
だから、僕みたいな、非常識なおっさんが必要なんだ。
いつも中学校へ行く時は、そう思っている。
僕は子供たちに、こんな話をしている。
キミたちは、全員が、唯一無二の存在なんだ。
純度100%のオリジナル。
名前も違う、顔も違う、身長も体重も違う、
好きなことも違う、得意なことも違う、
嫌いなことも違う、苦手なことも違う、
やってみたいことも違う、行きたい国も違う
歌声も違う、走る姿も違う
笑ってる顔も、怒っている顔も、泣いている顔も違う
叶えたい夢も、みんな違う
同じ人なんてどこにもいない。
似てるとこもあるけど、でも、よく見てみると、やっぱり違う。
だから、誰かと自分を比較しても、何の意味もないよ
キミは他の誰かには絶対なれないから。
キミはキミらしくあるしかないんだ。
いじめは、競争社会が生んだ歪みかもしれない。
誰かに勝って、誰かに負けて、
比較の中でしか存在価値がないみたいに。
本当は全員が違うのに、無理やり同じ箱にいれられる。
そして、その箱に入れない子供たちがドロップアウトする。
中には、自分はダメな子だって、絶望する子もいる。
大丈夫だよ。キミはダメな子なんかじゃない。
入りたくない箱になんか、入らなくていい。
キミの場所は、どこか違うところにあるんだ。
学校なんて、行かなくていいよ。
いじめられているなら、学校なんか行くな。逃げていい。
そのかわりさ、生きよう。
生きて、少し休んだらさ、キミの場所を探しに行こう。
まだ物語は始まったばかり。
映画の始まりだって、主人公は苦難の中にいるでしょ。
生きているから、逆転があるのさ。
だから生きよう。
亡くなった中一の男の子。ごめんな。間に合わなかった。
キミにも伝えたかったな・・・。
僕は、これから、キミのために語り続けることにする。
純度100%オリジナルが輝く場所を探すために。

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