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イジメとお笑い

イジメのニュースが後を絶たない。

クラスや部活で悩んでいる子供たち。
逃げ場を失って、自殺する子もいる。
本当に悲しいし、つらいし、残念だし、憤りも感じる。
実際に、メンタルコーチであるボクのところにも、相談はある。
ほとんどの場合、親御さんから相談される。
「どうしたら、うちの子を救えるか、教えてください・・・」って。
本人に会わせてほしい、やっぱり本人と話したい。
でも、当事者である彼や彼女には、会えないケースも多い。
「どうせ無理・・・会っても意味ない・・・」
イジメられている状況を変えることなんかできない!
きっとそう思ってるのかな・・・。
ボク自身、イジメられた経験はない。
学生時代、部活の先輩から、いびられたり、
入社したての頃、超体育会系の営業マントレーニングを受けたり
イジメに近いことは経験したけど、心に傷が残る程じゃなかった。
むしろ、ボクはイジメっ子だったかもしれない。
部活では後輩をかわいがったし(いびりとも言う)
会社で営業部長だった頃は、営業マンを追いつめたりした。
だから、イジメっ子の気持ちが少しわかる気がする。
学生の頃を思い出すと、最初は、ウケ狙いだった。笑いが欲しくてやった。
当時の人気レスラーに扮して、技をかけるとか・・・
持ち物を隠して、リアクションを笑いにするとか・・・
今思うと、若手芸人をイジってる感じに近かった。
笑いにするからいいだろ!逆に美味しいだろ!って思ってた。
でも、やられている側にとっては迷惑だ。
イジりじゃなくて、イジメだと言われても言い訳できない。
当時のみんな、ごめんね。本当にごめんなさい。勘違いしていた。ごめんなさい。
もしかしたら、多くのイジメのケースが、似たような始まりかもしれない。
最初は、ささいな笑いが欲しくて、イジっていた。
そのうち、イジりが複数対個人になって、大掛かりになっていく。
最後は、イジりの度を超えて、イジメに変わる。
ボクの学生時代は、ギリギリの度を超えなかった。
超えたら笑えなくなる。だから、本格的なイジメには至らなかった気がする。
恥をしのんで言いたい。
ボクのようなタイプのイジメっ子に言いたい。
イジりは高等技術だと思う。
コミュニケーション・スキルとして、とても難易度が高い。
キミのつっこみの技術もさることながら、イジられる側のボケ力も必要だし。
だから、本当のイジりは団体芸なのだ。
根底に愛と慈しみがあって、互いの面白さを活かすチームワークなんだ。
我々のような素人が簡単に真似できない領域だ。
まず、イジられる側が楽しんでない場合、すぐにやめよう!
すでにその段階で、笑いゼロだから。
そのへんの感覚はわかるはず。笑いが好きな子にはわかるよね。
やっちゃったら、「ごめんな」って、すぐ謝ろう。
ちょっと面白いと思ってやったけど、すべったわ〜って、謝ればいい。
もし、キミが間違えば、そのイジりが、イジメに変わる可能性がある。
だから、すぐにやめよう。それだけで大丈夫だから。
今現在、誰かをイジって笑いにしようとしている子もいるだろう。
そのイジりは度を超えてないか?
イジられている側には、それを笑いに変える余裕があるか?
そうでない場合は、キミ、完全にすべってるよ!!
即刻やめて、みんなで笑えるネタを探そうよ!!
そしたら、キミはヒーローだ!!
イジメっ子じゃない、クラスのヒーローだよ!!
元イジメっ子のボクが自戒をこめて祈りたい。
世界中からイジメがなくなること。
世界が笑いにあふれること。
みんなが笑える世界を作ろうね。

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