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2013年10月

本気の夢が未来を変える 〜11.24 青森ドリプラ開催!!〜

先日、中学校の女子生徒とこんな会話をしました。

将来はどんなことをやってみたいの?
「ありません」
それじゃ、行ってみたいところとか、欲しいものは?
「特に行きたいとこはないです。欲しいものも別に・・・」
外国とか行ってみたくない?好きな洋服はあるんじゃない?
「そういうのは興味ないんで」
この女子生徒と直接話をするのは初めてでしたが、
学校には何度も訪れていたので、面識がないわけではありません。
これまでの交流の中で、特に反抗的な態度を取っていたわけじゃないし、
どちらかというと、本当に普通の中学生なんです。
会話の続きはこんな感じでした。
どんな仕事がやってみたいの?
「・・・・・」
例えば、美容師さんとか、保母さんとか、お花屋さんとか、どう?
「いやぁ・・・特に・・・何でもいいです」
何でもいいんだ?普通のOLとかは?
「はい、それでいいです」
OLさんにもいろいろあるけど、どんな職種が好き?
「・・・・・」
キャリアウーマンみたいにバリバリ仕事してるとか?
「それはないです」
それじゃ、事務職とか?
「はい、そんな感じで。パソコン使ったりとか」
いいね!パソコンで仕事するんだね〜、どこの会社なの、東京?
「いや、東京は嫌です」
そうか〜、じゃあ、地元で仕事したいの?
「いえ、絶対嫌です!」(ここだけキッパリと)
地元は絶対なしね。東京でもない。じゃあ仙台とか札幌かな?
「どこでもいいです」
でも、地元は嫌?
「はい」
地元以外ならどこでもいい?盛岡や秋田でも?結構近いね(笑)
「どこでもいいです」
ここ以外ならどこでも?
「はい」
早く自立したいのかな?
「そういう訳じゃないけど、ここは嫌です」
なるほどね。ここから出て、自分のやりたいことが見つかればいいね!
「・・・はい・・・」
彼女は、なぜ、あれほど、かたくなにビジョンを見ようとしないのでしょう。
やりたいことがない?行きたいところがない?欲しいものがない?
本当は?本当は?本当は?本当はどうなんだろう・・・。
思春期の女子なので、心の扉を開いてくれなかったのだろうか。
恥ずかしそうに、はにかんでいる様子はなかった。
むしろ表情を殺して淡々と受け答えしていたような気がした。
もしかしたら、未来に希望が持てないのかな?
万が一、希望を持ったとしても、裏切られるのが怖い・・・。
どうせ夢なんか叶わない。期待しなければ落胆することもない。
彼女は、そう思っているのかもしれないね。
きっと、勇気を挫かれてきたんだ。
彼女はずっと誰かに勇気を挫かれてきたんだ。
彼女の人生はまだ十数年だけど、その間、どれだけの勇気挫きにあったのだろう?
おそらく、それは、大人たちの仕業だろうね・・・。
彼女の周りに、きっと、こう言い続けた大人がいたんだ。
「夢なんか持つな。夢なんか叶わない。人生は嫌なことしか起こらない」って。
だから、彼女は悪くない。素直に大人の言うことを聴いてきただけ。
どうしたらいいだろうって、いつも思う。
「夢を持て〜!!あきらめるな〜!!」と叫んでみたところで届くはずがない。
彼女たちは、もう大人の言葉を信じてくれないだろう。
だから、やってみせるしかない。
夢を見つけて、夢を語り合う仲間と一緒に、夢に向かっている姿を見せなきゃ!
しかも、超〜楽しく〜!!逆境にも笑顔で立ち向かう、そんな姿を。
そしたら、少しは心を開くかも。
自分にも何かできることがあるかもって、そう思ってくれるよね。
今年も、青森の仲間たちと一緒に「青森ドリプラ」を開催します!!
本気で夢に向かう大人たちの背中を見てもらいたくて!
一人でも二人でも、私たちの姿を見て、勇気を持ってくれる子供たちがいればいい。
どこにでもいる普通の大人たちが、夢にチャレンジしているんだって。
「夢なんて・・・」そんな子供たちに伝えたい。
本気の夢が未来を変える。やればできる。私は信じています。
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栄光の物語は悔しい敗北から始まる 〜聖愛高校、秋季高校野球東北大会を振り返って〜

9回裏ツーアウト、ランナー3塁。

得点は7対6、1点リードの最後の守り。
この1点を守りきれば準決勝進出、センバツ甲子園へ一歩近づく。
マウンドには、秋季大会で大活躍のリリーフピッチャー石沢くん。
アンダーハンドからの、緩急自在のピッチングが信条だ。
この日は8回2アウトから、先発の1年生赤川くんからバトンタッチ。
満塁の大ピンチでは、青森山田の4番バッターを打ち取った。
迎えた9回裏は、デッドボールと2塁打で、ノーアウト2、3塁のピンチ。
内野ゴロで1点取られたものの、2アーウトまでこぎつけた。
あと一人・・・、スタンドの応援団から声援が飛ぶ。
私は「石沢くんを信じて、すべてまかせよう」と心に言い聞かせて静かに見守った。
ボールはインコースへ、鈍い音とともに打球はセンター前方に飛ぶ。
猛ダッシュしてダイビングキャッチするセンターの北畠くん。
フラフラと緩い打球が、外野の芝生のポトリと落ちる。
3塁ランナーがガッツポーズでホームイン。割れんばかり大歓声・・・。
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最大4点差を追いつかれて、ゲームは延長戦へ。
互いに総力を上げて必死の攻防。チャンス、ピンチ、チャンス、ピンチ。
11回裏、ついに青森山田が絶好のチャンスを作る。
1アウト3塁で、9回裏同点ヒットを打った選手に回ってきた。
聖愛のキャプテン竹内くんが伝令に走る。
マウンドに集まる選手たち、竹内くんがマウンドに着くと笑顔がこぼれる。
「ピンチはチャンス!」きっとそう言ってるに違いない。
空は晴天が一転して、濃い曇り空に。台風が近づいている。
最後の打球はライトの定位置より少し手前に上がったフライ。
ピッチャー石沢くんにとっては、精一杯の投球だっただろう。
ライトの嘉瀬くんが勢いをつけてキャッチ、そしてバックホーム。
間一髪、間に合わない。セーフ。万事休す。
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このゲーム、両軍が全力で、正々堂々と戦った最高の試合だった。
青森山田あっぱれだ!!聖愛も勇敢に戦った!素晴らしい!!
夏の甲子園で大活躍した聖愛高校は、世間の注目を集めてきた。
逆に、青森県の高校野球を長い間リードしてきた青森山田の心境はどうだろう。
追うものと追われるもの、ここ数ヶ月は逆転していたのかもしれない。
このゲームから、聖愛ナインは何を学ぶか。
1プレー1プレーの精度、この僅かな微差が1点の差だったと思う。
青森山田の視点に立てば、聖愛相手に見下ろす野球はもうない。
聖愛が強くなった分、相手は隙を見せなくなった。
これからの聖愛は、強豪校の十字架を背負っていくことになる。
相手は常にチャレンジしてくる。果敢にぶつかってくる。
だからこそ、聖愛は「エンジョイ&チャレンジ」を徹底する。
原田監督が試合前に言っていた「スーパーチャレンジ」だ。
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もうすぐ、津軽には雪が降る。長いオフシーズンがやってくる。
聖愛を強くしたのは雪だ。雪があったから工夫した。
雪の中だから、毎日、愚直に、反復練習をするしかなかった。
チーム力=個人のスキル×コミュニケーションの量。
もう一度、基礎トレの反復。そして全員で話し合って工夫と改善。
東北大会の負けは、凄いエネルギーに変わる。
栄光をつかむチームの物語は、悔しい敗北から始まるものだ。
来春、さらに逞しくなった聖愛ナインが野球場で勇躍するだろう。
津軽から日本一!りんごっこで日本一!
2014年夏、甲子園で奇跡を起こそう!!

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TMC48 〜つむちゃん48度目の誕生日を迎えて〜

本日10月9日は、私の誕生日です。

なんと、今日で48歳になるのです〜。
世間でいう48歳のイメージとはかなり違和感があるかもしれません。
全然落ち着いてないし、立派でもないし、威厳もないしね・・・。
いまだに、ジーパンとティシャツでブラブラしてる自由人。
職業はコーチという、まったく謎に満ちた仕事をしてるし・・・。
さぞや、両親は心配だろうな〜と心中を察するのです。
オヤジはまだ生きているので、なんとかなるとして、
亡くなったオカンは、まだサラリーマンだった私しか知らないから、
「この子は本当に大丈夫か・・・?」って、思ってるだろうな。
オカンにコーチングのこと説明しても分からないよね〜
タウンページにも乗ってないし・・・。
でも、少しは人の役に立っている自負はある。
だから、オカン、そんなに心配しなくても大丈夫です。
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先日、弘前白神アップルマラソンにチャレンジしました。
42.195kmフルマラソンです。
結果は、4時間47分で完走!!
去年より20分ほど遅くなったけれど、ゴールを切るのが目標だからね。
正直、35km過ぎからは、マジでしんどかった・・・。
足が上がらなくなって、歩くのがやっとでした。
でもね、沿道で応援してくれる人がいると、エネルギーが出てくるんです。
補給地点で食べる津軽リンゴが楽しみで、本当においしかった。
人生をマラソンに例える言葉は多いけれど、
孤独なランナーは、やっぱりつらいよね、誰かの応援が必要なんだよね。
声援と拍手、水とリンゴ、時々歩いてもいいし、立ち止まってもいい。
最後まで、あきらめずに、一歩また一歩、踏み出す。
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そんな訳で、48度目の誕生日を迎えて思うのは、
月並みだけれど、両親と家族への感謝です。
オカン、丈夫に産んでくれてありがとう!
おかげで、ここ2、3年、風邪も引いたことがありません。
オヤジ、長生きしてくれてありがとう!
オヤジは、三浦雄一郎さんに顔が似てるけど、鉄人ぶりもそっくりだね。
嫁はん、いつもおいしい料理を作ってくれてありがとう!
おそらくこの体力の基礎は、おいしい料理のおかげです。
息子へ、時々メールをくれて、ありがとう!
息子くんからは、いつも無限のエネルギーをもらっています。
そして、みなさん、いつもありがとうございます!
49年目も、変わらぬおつきあいを。
本当に、本当に、ありがとうございます!!

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夢の地図を作って冒険の旅に出よう! 〜六ヶ所一中 ドリームマップ・プロジェクト〜

6月からスタートした、六ヶ所一中のコーチング授業。

12月まで続く全8回のセッションのうち、
最初の2回は、コミュニケーションとチーム作りをテーマに行いました。
そして、残り6回はメインワークの「ドリームマップ」にチャレンジします。
ドリームマップは、「夢への地図」。
1枚のボードの上に、未来の自分の姿をありありと描くことで、
ワクワクした自分に出会い、自分を好きになり、人を信じることで
自立心と生きる力を育む、めっちゃ楽しいプログラムです。
六ヶ所一中では、既に5回目のセッションを終え、マップ作りの準備を完了。
いよいよ今月の授業から、自分だけの「夢への地図」を制作します。
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13歳から15歳の多感な時期。しかも3年生は受験を控えています。
この年代の若者たちは、自分と他者との違いに気づいたり、
現実社会の姿に驚いて、自分と言う存在に不安を抱いたり・・・、
とにかく、毎日毎分でブレブレに揺れ動く時期なのかもしれません。
授業の中で、40歳の自分を描くワークがありました。
彼らにとっては、25年以上先の遠い未来です。
なかなかイメージが湧かない生徒もいました。
家族と一緒に幸せに暮らしている。普通の家に住んで、仕事は会社員。
具体的にどんな仕事をしているんだろう?家は洋風?和風?場所は?
「えええ・・・・・・」、しばらく目を閉じてイメージする生徒たち。
海外で活躍する仕事がいい!家は国内に1軒、海外に1軒!
奥さんは日本人なの?「へへへ〜」もしかして金髪?
未来の自分は、NASAで働いている!!
40歳の自分は、レアルマドリードの監督をやっている!
漫画家になっている!バンドをやってベースをひいている!
ちょっとリミッターを外しただけで、出てくる出てくる!!
そうなんだよ〜未来はまだ決まっていない!!だから自由に描けばいい!!
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彼らは今、一生懸命、自立への準備をしているのです。
自立とは、自分の力で生きていく力のことです。
学校で教えなきゃいけないこと、私たち大人が伝えなきゃいけないこと、
それは、数学や英語ではなく、「生きる力」なのだと思います。
逆境のときでも、困難や挫折に直面しても、
微笑みを浮かべ、風に向かって一歩前へ進む力。
そして、仲間が前へ進めなくなったときには、励まし勇気づける優しさ。
夢は、そんな力を育てる泉です。
本当にやりたいことを見つけて、一歩、また一歩、そこに近づこうとするだけで、
生きる力が、無尽蔵に湧き出てきます。
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何をやったらいいか分からない・・・。
そもそも、自分に「何か」できるような気がしない・・・。
自分なんか、取るに足らない存在、自分のことが好きになれない・・・。
こんなふうに思っている人によく出会います。
実は、私も、ずっとそう思っていました。
いつも誰かに比べて、自分は全然ダメ・・・って、落胆していました。
でもね、こう言ってくれる人がいました。
「わたしたちは、全員、一人一人、かけがえのない世界遺産なんだ」って。
私は世界に一人しかいません。あなたも世界に一人しかいません。
だから、地球上にたった一つの世界遺産なんです。
他の誰かと同じになる必要はないし、そもそも絶対になれません。
私は私の人生をまっとうする。あなたはあなたの人生をまっとうする。
あなたの人生を生きるのは、お父さんやお母さんではありません。
未来はあなたのものなのです。
あなたには、なりたい自分になれる権利と能力があります。
さぁ、一緒に「夢への地図」を作って、冒険の旅に出ましょう!!

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