「東北をナメるな!」byサンドウィッチマン伊達きみお
上の記事は、3月13日付けの、
イギリス紙「インディペンデント・オン・サンデー」の第一面です。
「がんばれ、日本。がんばれ東北。」の文字が日の丸の中に記されています。
日本で起こった未曾有の大震災の直後、
本来なら、震災の生々しい写真や原発事故が一面を飾るはずでした。
しかし、「インディペンデント・・・」のジョン・マリン編集長は、この記事を選びました。
この記事は、日本のお笑いタレントのブログが発端になったそうです。
その人とは、仙台出身のサンドウィッチマンの伊達ちゃんです。
サンドウィッチマンは巨大地震の当日、気仙沼でロケを行っていました。
気仙沼と言えば、街ごと津波に飲み込まれ、
市民のおよそ半数が死亡・行方不明になっている超被災地です。
サンドウィッチマンの二人は、地震後、山に避難して津波から逃れたそうです。
その後、10時間以上かけて、東京に戻ったと言います。
伊達ちゃんは、被災を受けた後、このようなブログを配信します。
「全ての店は閉まっています。信号もありません。
でもね、ちゃんとお互いに順番を譲ってあげたりしています。
だから変な事故とか争いがありません。みんなスゴイです!
戦後、俺たちのじぃちゃんやばぁちゃんは日本を復活させた。
世界には奇跡と言われた日本の復興。
必ず復興します!日本をナメるな!東北をナメるな!」
このブログが、イギリスの新聞社の編集長の目に留まるのです。
「新聞の支えは読者と心を通わせることだ」と、編集長は第一面を決意しました。
そのサンドウィッチマンの二人が、東北復興のために立ちあがりました。
「東北魂 義援金」という募金活動の先頭に立ったのです。
確かに今は、「笑い」よりも現物が必要です。
同情の言葉よりも、食料や生活物資や、それを捻出するお金が必要なのです。
私は、サンドウィッチマンの行動に賛同します。
百の言葉よりも一つの行動とお金です。
さっそく本日、私は「東北魂 義援金」に寄付させていただきました。
金額は大したことはありません。私ができる今の精一杯です。
「東北をナメるな!」
そうだ!今こそ、東北人の底力を見せるときです!
行動出来ないものは、お金を出そう!!
●東北魂 義援金口座
三菱東京UFJ銀行 目黒支店
(普)0133179 トウホクダマシイギエンキン
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コメント
伊達きみおさんは凄い人ですね。
投稿: t | 2015年12月29日 (火) 12時08分