« | トップページ | »

まかせる力

日露戦争の当時、日本陸軍の大将だった「大山巌」は、

「うどっさ」というあだ名で呼ばれていました。

「うどっさ」とは薩摩弁で、「うどの大木」を意味しています。

体が大きく言葉が少ない、茫洋としたイメージの人物を指すときに使う言葉です。

大山巌は、あの「西郷隆盛」の従兄に当たります。

西郷どんも、薩摩では「うどっさ」と呼ばれていました。

外見も中身も良く似た二人だったのでしょうね。

ところが西郷どんも大山どんも、実は秀才で事務能力に優れた人だったんです。

細やかな仕事を得意としながら、人の上に立つようになってからは、

細かいことは一切言わない「うどっさ」を演じていた訳です。

大将とは才気あふれる部下に、いかに仕事をまかせるか・・・なんですね~。

大山巌は「負け戦になったら、ワシが出る」と言ってました。

勝ってるうちは、部下にまかせる。

負け戦になれば、自らが先陣を切り士気を上げる。

それ以外は、本当に黙って戦況を見つめるだけでした。

会社のトップは、才能あふれる人ばかりです。

ところが、人使いが苦手な人が多いのも事実です。

自分が出来るだけに、人にまかせることができないのかもしれません。

082

さて、「まかせる」「信じる」「育てる」、そんな達人の本が出ました。

●「星野リゾートの事件簿」と言う本です。

星野リゾート社長の星野佳路氏を中心に、

全国各地の温泉旅館を再生する仕事人たちの実像を

ドキュメンタリータッチで描いています。

もちろん、我がメンバーの「佐藤大介」さんの奮闘ぶりも

約20ページにわたりレポートされています。

関西人のノリと東北人の粘りをブレンドした大介さんならではの

エピソードが書かれています。とても感銘を受けました。

青森屋のリニューアル・レセプションで、感極まってスピーチをした大介さん。

その涙の理由が解ったような気がしました。

古牧が変われば三沢が変わる。三沢が変われば八戸が変わる。

八戸が変われば青森県が変わる。私はそう思います。

大介さん、頑張ってね!!

★WHAT(=何をするか)を決めたら、

HOW TO(=どう実現するか)は現場にまかせる。

それが星野リゾートの流儀です。

★お客様からのクレームやトラブル、その「事件」をきかっけに

しっかり考え抜くことで、新しい発想が生まれスタッフが成長する。

「事件」が新しいサクセスストーリーを生む、という考え方。

社長さん、店長さん、管理職のみなさん!

とても参考になる話がいっぱいのお奨め本ですよ!!

|

« | トップページ | »

コメント

今の仕事をして、5年5ヶ月。

数年間、必死さのあまり、

「まかせる事」

が出来ずにいた。

「(スタッフが)なんで解ってくれないんだ!」

「なんで出来ないんだ!」

って事ばかり毎日思っていた。

「もう帰れ!」

「来なくていい!」

なんて言葉も吐いた。


スタッフが悪い。

そうじゃない事に最近気付いた。

自分が未熟だったからだ。

その事を、ETムラムラさんと飲んだ時に話した。

辞めさせたスタッフ、今だと絶対に楽しく仕事が出来たと思う。

ETムラムラさんが言った。

「仕方ないよ。」

その言葉に救われた。

トム・クルーズに見えた。

ダスティン・ホフマンに見えた。

カール・ゴッチに見えた。

しかし、抱きたいとは思わなかった。


今は、スタッフにも恵まれ、毎日楽しく仕事をしてます。

5年経ってやっと、

「まかせる事」

が出来る様になりました。


自分が気付いて良かったと、毎日みんなに感謝しています。

ありがとうございます。

投稿: 任三村 | 2009年7月16日 (木) 14時29分

任三村君、高木、涙出そうだcrying
こんな高木だけど、オープンからずっと、影ながら応援、そして心配してた。
抱かれたいとは思わないけど、いい男になったなぁ。これからは、もう心配する必要なくなった。応援だけするね!頑張れ!任三村君!happy01scissors

投稿: ぷー高木 | 2009年7月16日 (木) 23時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1128066/30484646

この記事へのトラックバック一覧です: まかせる力:

« | トップページ | »